■開催日時 | 2023年8月5日(土)9時30分~11時30分 | ■概要 | 関連技術 |
■開催場所 | オンライン形式 | ■講師 | BAL.com 理事 天野貴之 |
今回は、「やさしく学ぶ AI と プロンプト エンジニアリング入門」の開催です。
AI の民主化が叫ばれて以降、AI 技術は日進月歩です。
前回の研修でもお伝えした通り、AI 技術は、Excel や PowerPoint、Word など Microsoft 365 Apps にも実装されてきました。
もはや、AI は、一部の専門家の分野ではなくなっております。私たちの仕事も大きな分岐点を迎えています。
特に ChatGPT や Bing Chat、Copilot は、身近な誰もが使うことができる対話型であり、生成型の AI であり、上手に活用できるかできないかにより、AI 活用スキルに大きく影響することでしょう。
AI に対しては、人間がどういうことを求めているのかを正確に伝えなければなりません。しかし、人間の言葉は曖昧だったり多義的だったりするので、AI にとっては理解しにくい場合があります。
そこで登場するのが「プロンプト エンジニアリング」です。プロンプト エンジニアリングとは、AI に話しかけるときの言葉の選び方を工夫することです。
例えば、絵を描いてほしいときや文章を書いてほしいときに、AI にどういう指示を出すかを考えます。
プロンプト エンジニアリングは、AI が上手く答えられるように、質問の仕方を改善する新しい技術です。
この研修では、AI とプロンプト エンジニアリングの基本を学びます。環境があれば、その場で ChatGPT や Bing Chat にプロンプトを入力してみることもできます。
プロンプト エンジニアリングは、AI が自律的に問題を解決することを可能にするための技術であり、AI が高度な判断を下すことができるようになることを目的としています。
この研修を通して、AI の思考を人間が助ける方法を身につけましょう。
Microsoft 365 Apps で Copilot を受講生に教えるにしても、プロンプト エンジニアリングという思想や技術を知らずに、表層的な操作で研修する場合と、各種論文でうたわれているような理論や背景を理解して研修をする場合では、言葉の重みや説得性は全く異なると思われます。MOT インストラクション認定研修で学習した「発問」だけではスキルが不足します。
今後、新入社員研修や職業訓練でも取り入れられることも想定され、そこもカバーできれば、One of Them ではないトレーナーとして付加価値も提供できることでしょう。
講師として受講者に伝えるにあたり、受講者はもちろん関係者から見たときに、この講師は、プロンプトエンジニアリングを知らずして、Copilot を語っているのかと思われないようにしましょう。
のんびりと ラジオを聴いたり、TV でも見る感覚や家事をしながら声だけ聞くなど、学習という要素を取り除いて興味本位でプレッシャーなくリラックスして受け身でご受講ということでもよいでしょう。一方でじっくり視聴することで、日常的には見えない背景や目的が浮き彫りとなってくることでしょう。
■主なAgenda (変更の場合があります。)
1.AI とは
2.プロンプト エンジニアリングとは
3.Q&A
●日 時
2023年8月5日(土)9時30分~11時30分 (間 小休憩あり)
●講 師
BAL.com 理事 天野貴之
●研修報告・アンケート結果
アジェンダに沿って進みました。チャットでの双方向を志向致しました。
多数のご質問や情報をいただいたことは有益でした。


●受講者の感想(一部抜粋)
学んだ内容は、今後の業務に活かすことができそうですか?
・ChatGPTの講習を求められる機会が増えてきましたので、プロンプトエンジニアリングのスキルは必要だと痛感しております。
・使用する場合の注意事項を含めて分かりやすくまとめていただき感謝します。
・さらに学びを深めて、今後の業務に活かしていきたいと思っております。
・Bingで自分の資料を添削をやってみたいです。
・プロンプトエンジニアリングの学習は小難しいものが多い中、天野先生の研修は少しずつ理解しながら進めることができ安心感ありました。これから Microsoft のサービスにはどんどん追加されますし勉強続けていこうと思います。
・職場での上手なAIの活用方法の提案、研修。
・授業構成の作成にBeingAIを利用したいと思います。
・ChatGPTは、質問の方法がよくわかっておらず、実際の業務では役立てておりませんでした。BeingのChatは本日初めて知りました。どちらも「質問の投げ方」で、有効に使えることが理解できました。今後、メールの下書きや講習のアジェンダ作りに、活用できればと考えております。
・これまで講義資料を作成する際、様々なHPを参考に時間がかかっていましたが、AIチャットを使うことで”タイパ”になることを実感しました。まず自分で使ってみて、メリット・デメリットを理解したうえで、講習にも取り入れていければよいと思っています。
・Microsoftの今後の方向性を正しく理解した上で、具体的に講師としての対応の仕方がわかりました。ありがとうございました。
ご不明な点があれば、BAL.com研修担当( seminar@bal-com.jp )まで、
メールにてお問い合わせください。
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BAL.com 研修担当
E-MAIL: seminar@bal-com.jp
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